忙しい方のための要約
SofaScore 6.9 / FotMob 7.0
前線での貢献と対人戦 この試合での上田の貢献で目立つのは、前線での対人強度だ。ゴールへの期待値も一定の数値を示しており、完全に試合に関与できなかったわけではない。残り試合でのゴール数が今後の評価を左右するポイントになる。
上田綺世がエールディヴィジ、フェイエノールトvsAZアルクマール戦に86分出場した。SofaScoreとFotMobの双方が7点前後の安定した評価を示したが、今季の平均にはわずかに届かなかった。前線での起点作りや関与の質は一定水準を保ったものの、得点という最大の結果を出すには至らなかった試合となった。
試合の状況と戦略的位置づけ
フェイエノールトはエールディヴィジのタイトル争いに絡む立場で、主力を欠くなかAZアルクマールとの上位対決に挑んだ一戦だった。上田はチームの最前線を担い、前線でのボール保持と得点機会の創出を求められた。86分まで出場して4分前に交代したことから、監督からは概ね信任を得た起用と言える。
前線での貢献と対人戦
この試合での上田の貢献で目立つのは、前線での対人強度だ。デュエルでは相手との競り合いで優位を確保し、ポストプレーや前線でのキープから攻撃の起点を作ろうとした。フィジカルコンタクトを恐れず積極的に相手と競る姿勢は示せており、その点ではFWとしての基本的な役割を果たせていた。
空中戦でも相手との競り合いで一定の結果を残した。ただし全体的には対人戦で大きなアドバンテージを生み出すには至らず、相手の守備ブロックを崩し切るには追加の動き出しや連携が必要だった局面が複数あった。
キーパスと決定機への関与
攻撃面でキーパスを複数本記録しており、チームメイトの決定機を演出しようとする意識は示せた。自身のシュートに繋がる場面も作ったが、最終的な得点には結びつかなかった。被ファウルを複数回受けており、これは前線でのアグレッシブな動きが相手に脅威と見なされていた証拠でもある。セットプレーのチャンスを引き出す役割は果たせていた。
ゴールへの期待値も一定の数値を示しており、完全に試合に関与できなかったわけではない。ただ、今季の上田に求められる得点への直接関与という意味では、もう一押しが足りない試合となった。
パスワークと連携の質
パスの試行数は多くなかったが、成功率はそれなりの水準を保った。ロングボールへの反応やポストプレー後の短いパス交換など、限られたタッチ数の中でもチームの攻撃リズムに乗ろうとする意識は見られた。しかしボールタッチ数全体としては前線の選手として多い部類ではなく、チームの攻撃がウィングやサイドバック経由で展開されることが多かった影響もあろう。
フェイエノールトの攻撃構造上、CFには徹底したポジション取りと抜け出しのタイミングが求められる。上田がそのスタイルに完全にフィットした試合とは言い難く、相手守備陣の厳しいマークに苦しんだ場面もあった。
採点の評価と今後
両ソースとも7点前後で評価しており、及第点の内容ではあった。しかし今季の平均水準が高いだけに、相対的には下回る結果となった。フェイエノールトはリーグタイトルを争う立場で上田への期待値も高く、得点という直接的な結果が求められる試合が続く。残り試合でのゴール数が今後の評価を左右するポイントになる。
コンディション面での問題がないとすれば、決定機を迎えた際の落ち着いた処理と、チームの攻撃パターンに合わせたポジション取りが鍵を握る。今季後半の上田がどこまで自身の平均を超えてくるかに注目したい。
蹴太のひとこと
自分としては、デュエル優位と被ファウル複数というデータは前線での存在感を示しているのに、得点に繋がらないもどかしさがある。キーパス2本は決定機演出への意識の高さだが、エールディヴィジの上位クラブとの対戦では自身の得点も求められる局面が増える。次の3試合でのxG消化率がどうなるかに注目している。
過去シーズン実績
| シーズン | リーグ | チーム | 出場 | G | A | 平均採点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024 | エールディヴィジ | フェイエノールト | 21 | 7 | 1 | 6.8 |
| 2023 | (no data) | 0 | 0 | 0 | - |
データ: API-Football(2022-2024シーズン)