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渡辺剛・90分出場も採点6.8に留まる|フェイエノールト戦(5/10)

渡辺 剛 (フェイエノールト / エールディヴィジ) 💬 0

忙しい方のための要約

SofaScore 6.8

6勝1敗という結果で勝率85.7%を記録し、AZアルクマールの攻撃陣に対して高い確率で優位に立った。空中戦でも2度勝利しており、セットプレー対応やハイボールの競り合いで安定感を示した。パス成功率72.2%——ビルドアップに課題 一方で気になる数字がパス成功率だ。

🎯 72.2% パス成功率
💪 85.7% デュエル勝率
👣 63 タッチ
🔑 1 キーパス
🛡 3 タックル
2 空中戦勝利

エールディヴィジ(オランダ1部リーグ)のフェイエノールトに所属するDF渡辺剛が、5月10日のAZアルクマール戦で90分間フル出場したが、今シーズンの平均をやや下回る採点を受けた。デュエル勝率は高い水準を保ちながらも、パス精度のばらつきが評価に影響を与えた一戦と言える。

デュエル勝率85.7%——対人の強さは本物

この試合での渡辺の最も目立つ指標はデュエル勝率だ。6勝1敗という結果で勝率85.7%を記録し、AZアルクマールの攻撃陣に対して高い確率で優位に立った。空中戦でも2度勝利しており、セットプレー対応やハイボールの競り合いで安定感を示した。フェイエノールトの最終ラインを統率するCBとして、個人の対人能力は十分なレベルにある。タックルも3回成功させており、ライン際やペナルティエリア前での不用意な侵入を防いだ場面が複数あったことが示唆される。

パス成功率72.2%——ビルドアップに課題

一方で気になる数字がパス成功率だ。54本を試みて39本を成功させた成功率72.2%は、フェイエノールトのCBに求められる水準としてはやや低い。フェイエノールトはポゼッションをベースにした攻撃的なフットボールを志向するクラブであり、最終ラインからの正確な配球は戦術の根幹をなす。AZアルクマールの前線プレスが連動して機能していた場面では、ビルドアップの出口を塞がれたことでミスパスが増えたと推測される。ポゼッション喪失が17回に上っている点も、苦しい局面の多さを物語る。

キーパスと決定機——守備専門ではない貢献

守備面の評価が中心になりがちな渡辺だが、今節はキーパス1本と決定機創出1回という記録も残している。CBがキーパスを記録するということは、前線への効果的なフィード或いはライン突破につながるボール供給があったことを意味する。フェイエノールトのフォーメーションでCBが高い位置まで出てくる場面もあり、渡辺がその流れに乗ってポジティブな形でボールに関わった場面があったと見られる。xA(期待得点アシスト)の0.025も守備的ポジションとしては及第点の水準だ。

試合の文脈——エールディヴィジ終盤戦の重要性

エールディヴィジの終盤は、欧州カップ権争いや残留争いが激化する時期だ。フェイエノールトにとっては来シーズンの欧州戦線に向けた順位確保が焦点となっており、ホームでのAZアルクマール戦は重要な一戦だった。渡辺がこの試合で90分間ピッチに立ち続けたことは、クラブの信頼の裏返しでもある。結果と評価の両面でより高い水準を目指す試合だっただけに、パス精度の課題が浮き彫りになった形だ。

シーズン平均との比較——安定の中での揺れ

渡辺のシーズン平均採点は7.3前後を推移しており、エールディヴィジの日本人CBとしては高い部類に入る。今節は0.5ポイント近く下回る結果となったが、1試合の評価が全体のトレンドを変えるわけではない。デュエル面での貢献は引き続き強みとして機能しており、パス精度の向上という課題に取り組めば評価はすぐに戻ると考えられる。W杯メンバーとしての注目が高まる中、残りの試合でのパフォーマンスが大きな意味を持つ。

蹴太のひとこと

自分としては、デュエル勝率85.7%は今節の白眉で、これだけで守備の核としての信頼性を示せている。一方でパス成功率72.2%はフェイエノールトのスタイルを考えると明らかに低い。個人的には、ショートパスの選択肢を増やし縦パスを急ぎすぎない判断を徹底できれば、次の試合で7.5以上に戻ってくると見ている。

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